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洗濯姫

2022年6月28日 ,

ようこそお越しくださいました!ここは「浄化された城下町」。

この世に渦巻く悲しみ、苦しみ、憎しみ、いろんな「シミ」を、綺麗さ〜っぱり洗い流す場所。驚きの白さに心洗われる洗濯ラブストーリー、はじまり、はじまり〜!

振付・演出:秋山きらら
脚本・構成:加藤航平

出演:秋山きらら、朝倉泰臣、小田尋美、加藤航平、上井菜奈、作山秀美、中村朱里、ふみや

衣装:秋山きらら

この作品は、DANCE × Scrum!!! 2018 @あうるすぽっとホワイエ にて、2018年3月に上演しました。
https://baobabk08.wixsite.com/baobab-dance-scrum/archive-2018

マニアなトビラ 台本

あなたをダンス観賞の深みへご招待する、マニアな話。今回はダンスの公演におけるテキスト、”台本”について。

ダンスという表現手法の得意な点は、やはり、言語では伝えきれない触感や感情の機微、高揚感、といったところにあるのではないでしょうか。そうした時に、言語で伝えやすい情報というものは、ダンス作品で全て伝えていくのにはどうしても無理が生じてきます。
そのため、振付家、演出家は、ダンス表現に収まらないが観客に伝えたい情報をどのようにして手渡していくかということに、とても真剣に向き合わなくてはなりません。よく見かけるツール/手法としては、当日パンフレットの文章、歌詞のある音楽の使用、マイムや字幕や音声の使用、そしてダンサーにセリフや歌として発声をさせるということが考えられます。
今回の作品は、名アーティストの不倫報道、アイドルの結婚問題を取り上げました。
そして、言葉をダンサーに課すことで、より観客を楽しませつつ情報を渡すことに挑戦しています。
「洗濯姫」という作中作の舞台作品を不倫報道によって中止にし、 舞台を降りてなお、「真っ白な王子様」を演じなくてはいけない男の苦悩を、台詞とともに描きました。

DANCE × Scrum!!! 2018

ダンスカンパニー〈Baobab〉が、2016年に10組を超える同年代のダンサーやカンパニーがScrum=競演し、あうるすぽっと中を興奮で埋め尽くした新時代のダンスムーブメント「DANCE×Scrum!!!」。
以来、コンテンポラリーダンスの最前線を「観て」「踊って」「過ごして」体感するフェスティバルを、2年に一度開催している。
2弾のテーマは、「パフォーマンス空間、アーティスト同士の“×(クロス)”」。集った全14組のアーティストが熱いパフォーマンスを繰り広げた。

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